【Logicool】なぜ高級マウス MX Master 3 が最高なのか【購入一ヶ月後レビュー】

ガジェット

こんにちは,ミヤキミヤギ(@miyaki_miyagi)です.

コロナ禍で圧倒的に触る時間の長いガジェットがパソコンのマウスです. 私はもともとロジクールG304 LIGHTSPEEDというゲーミングマウスを使っていたのですが,勉強・研究・YouTube・ゲームと酷使していたら購入して一年ほどで見事に壊れました.

ということで,チャンスとばかりに前から気になっていたLogicool製 高級マウス MX Master 3を購入し,一ヶ月間ほど使用しましたのでレビューします.

MX Master 3 for Macと通常版のMX Master 3の違いは付属レシーバーの有無とMacへの最適化がなされている程度で大きな違いはなく,通常版でも問題なくMacやiPadで使用できます.

結論:一日一時間以上マウスを使うなら問答無用でMX Master 3 を買え

結論から言うと MX Master 3 はすごいので買うべきです.

定価1万円超えの MX Master 3 はマウスとしては相当高級な部類です. 私も正直,購入前は流石にマウスに1万円超はやりすぎでないかと考えていました.

加えて,前のLogicoolのマウスが早々に壊れたので次もLogicoolは辞めようかと思っていました.

が,実際に購入して1ヶ月間使ってみるとやはり高いのにはそれなりの理由があります!

値段の割には簡易包装
付属品も多くない

良い点①:質感・デザインが良い

マウスは手で触って扱うものなので,その質感は極めて重要です.

MX Master 3 は人間工学に基づきデザインされており,手のひらで包み込むように保持することができます. また,見た目もチープな感じは一切しません.

表面は肌触りの良いゴム製でスジが入ったデザイン.

親指下部に支えがあるので疲れにくい.

ホイールはアルミ製.

重さは軽くもずっしりでもなく程よい感じです.

良い点②: ホイールがすごい

MX Master 3 最大の特徴が,マウスホイールの抵抗が変化するSmartShift機能です.

この機能によって,縦に長いページを一瞬でスクロールしつつ,細やかなスクロールも可能です.

マウスホイールをゆっくり回すときはしっかりと抵抗が感じられるラチェットモードになる一方,一定以上の速度で回すと,全く抵抗のないフリースピンモードになります.

ラチェットモードは普通のマウス,フリースピンモードはハンドスピナーをイメージするとわかりやすいかもしれません.

また,ラチェット⇔フリースピンの切り替えは電磁的に制御されているため,ソフトウェアで感度の変更を行うことができます.(Logicool驚異のメカニズム!)

正直,慣れるまではかなり違和感がありますが,今ではすっかり虜になってしまいました.

ページスクロールを一瞬でビタッと決められる快感はなかなかのものです.

良い点③: マウス側がUSB-C・PC側がBluetoothとドングル両対応

近年では USB-C (USB Type-C)対応のPC周辺機器も増えてはいますが,まだまだ発展途上の印象です.

しかし, MX Master 3では USB-C に対応. スマートフォンやパソコンの充電ケーブルを流用して充電が可能です.

さらにPC側では付属のレシーバーとBluetoothに両対応し,それらの接続を背面のスイッチで瞬時に切替ができます.(切り替えはかなり早いです)

私はデスクトップ(Windows)にレシーバーを取り付け,MacBookとiPadはBluetoothに接続して使用しています.

両対応ではありますが,レシーバーの方が安定しているので,最もよく使うデバイスではレシーバーの使用をおすすめします.

良い点④: ソフトごとにボタン設定を変更可能

専用ソフト Logicool Options でボタン割当・ジェスチャーの変更や感度の調節ができます.

また,これらの設定はアプリケーションごとに割り当て可能です. MX Master 3 はボタンが多いので様々な機能を使うことができます.

割当できる種類も豊富で各種ショートカットキーだけでなく,具体的にいろいろな動作をGUIで選択可能であり,わかりやすいです.

各種設定はクラウドで同期可能であり, Logicool Options自体がなかなか良くできたソフトであると感じました. (こういったユーティリティソフトは作りが甘いことが多いので,さすがロジクールといったところでしょうか)

微妙な点①: Logicool Flow はもっさりしている

MX Master 3 は 「Logicool Flow」対応モデルです. これは複数のパソコン間の接続を画面端で瞬時に切り替えて,あたかもマルチディスプレイのように使用できるという機能です.

この機能は同一OS間のみでなくWindows+Macでも動作可能というなかなかのスグレモノなのですが,実際の動作はなんとも言えないもっさり感があり,接続がうまく切り替わらなかったりしてあまり実用的でないかなという印象です.

ただ,機能の複雑さから言えば動作するだけましな感じもするので,及第点といったところでしょうか.

微妙な点②: サイドホイールってあんまり使わない

MX Master 3には横方向のホイールもついていて,例えばエクセルの横スクロールができたりするのですが,正直あんまり使わないです.

ウェブブラウザのタブを切り替えたりにも使えるのですが,私は死ぬほどタブを増やしてしまう性分なのでホイールで回すよりマウスでクリックしてしまいます.

微妙な点③: ゲーミング用途には若干不向き

MX Master 3はあくまで通常作業用のマウスであり,ゲーム向けではありません.

もちろん,普通にゲームをするぶんには問題ありません.遅延を感じることもありません.

ただ,軽い!というマウスではないので瞬発力を必要とするFPSなどには不向きに思えます.

まとめ

MX Master 3 はBluetoothでもレシーバーでもつながり,デバイス間の切り替えも簡単,カスタマイズ性も高く,デザイン質感も良しという高級マウスの名にふさわしい性能を兼ね備えたデバイスです.

高い品ですが買って後悔する可能性は低いと思います.

マウスを長時間触る方は惜しまず投資することをオススメします.

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