今回自宅のデスクトップPCを新しくするにあたって、できるだけ白色のパーツにこだわり見た目重視&そこそこのコスパも得られるような構成で自作PCを作成したので紹介します!
白系PCパーツは種類が限られていますが、それでも上手く組み合わせれば十分かっこいい見た目に組み立てることができると思います。
- 全体構成
- CPU : Core i7 12700 BOX
- CPUクーラー : DeepCool AS500 PLUS WH
- PCケース : NZXT H510 Flow White
- 電源ユニット : Corsair RM750x White
- マザーボード : ASRock Z690 Steel Legend
- メモリ : Crucial Ballistix 32GB Kit DDR4-3200 BL2K16G32C16U4W
- ストレージ : Crucial SSD P2シリーズ 2TB M.2 NVMe CT2000P2SSD8JP
- グラフィックボード : GeForce RTX 2060 SUPER 8G-V
- まとめ
全体構成
種類 | イメージ | メーカー | 型番 |
CPU | ![]() | Intel | Core i7 12700 BOX |
CPUクーラー | ![]() | DeepCool | AS500 PLUS WH |
PCケース | ![]() | NZXT | H510 Flow White |
電源ユニット | ![]() | Corsair | RM750x White |
マザーボード | ![]() | ASRock | Z690 Steel Legend |
メモリ | ![]() | Crucial | Ballistix 32GB Kit BL2K16G32C16U4W |
ストレージ | ![]() | Crucial | SSD P2 2TB M.2 NVMe CT2000P2SSD8JP |
グラフィックボード (前のPCから流用) | ![]() | COLORFUL | GeForce RTX 2060 SUPER 8G-V |
CPU : Core i7 12700 BOX


少し前まではAMDがコスパ最強として持ち上げられていましたが、Intel製CPUの性能向上とAMD製CPUの値上がりによって現在はIntelとAMDは拮抗状態にあるように思えます。
今回は個人的な好みや11世代 Core i9よりもスコアが高い点、12世代 Core i9が爆熱で水冷必須との情報からIntel CPU Core i7-12700を選びました。
ちなみに末尾Kはオーバークロック可能の上位版、末尾Fはオンボードグラフィックなし、末尾HはノートPC向けですが、ベンチマークスコアは誤差程度です。

CPUクーラー : DeepCool AS500 PLUS WH


サイドフローの空冷CPUクーラーとしては虎徹 Mark IIが有名で、私も以前の自作PCで使用したことがありますが、今回はCPUが発熱の多い Core i7かつ白色PCということで、 AS500 PLUS WHを選びました。

ヒートシンクまでホワイトに塗装されており、全体のデザインも非常に洗練されています。ファンも140mmが左右に2つ装着されており、冷却性能もバッチリです。
ただし、12世代のソケット規格LGA1700ではそのまま使用できないため、代理店のサポートにアップグレードキットを送ってもらう必要があります。Amazonではアップグレードキットが有償で販売されていますが、新品でクーラーを購入すれば無料で送ってもらえます。
Amazonの場合、株式会社ASKが代理店でした。

PCケース : NZXT H510 Flow White

白色PCの中核をなすパーツとして、ケースにはATX規格のNZXT H510 Flow Whiteを選びました。
全面がホワイトというわけではないですが、スタイリッシュなデザインで内部も広く、大型のグラフィックボードも使用することができます。


フロントパネル手前には水冷ラジエーターを固定する場所も設けられており、排熱も考慮されています。少なくともNZXT製の簡易水冷クーラーであれば確実に装着できます。


なお、H510シリーズはいくつかの種類があり、違いは主に以下の通りです。
型番 | 特徴 | カラーバリエーション |
H510 | ベーシックモデル、ファン2基 | 白・黒・赤 |
H510i | 発光ファン&コントローラー搭載 | 白・黒・赤 |
H510 Flow | フロントパネルがメッシュ | 白・黒 |
H510 Elite | フロントパネルがガラス 発光ファンを4基&コントローラー搭載 | 白・黒 |
参考URL

電源ユニット : Corsair RM750x White


白色の電源はかなり種類が少なく、あっても非常に値段が高い場合が多いですが、Corsair RM750x Whiteは値段もそこそこで80PLUS GOLD規格、プラグイン型、そしてしっかりケーブルまで白い!!


電源本体がホワイトでもケーブルがホワイトでなければあまり意味がありませんが、RM750xはケーブルもほとんど白で統一されています。
(というか、電源本体はケースに入れるとほどんど見えないのでほぼケーブルのために買いました)
マザーボード : ASRock Z690 Steel Legend


ASRockのZ690 Steel Legendは高耐久・高品質を謳ったマザーボードです。

画像上部に見えるように非常に大きなヒートシンクが目立ちます。
ソケットは12世代Intel用のLGA1700に対応していますが、12世代から対応になった新規格メモリのDDR5には非対応なので注意です。
今回はたまたま購入時に価格差が少なかったため上位版のZ690を購入しましたが、CPUのオーバークロックを行わないのであれば、下位モデルのB660 Steel Legendで十分だと思います。オーバークロック機能を除けば大きな違いはありません。

メモリ : Crucial Ballistix 32GB Kit DDR4-3200 BL2K16G32C16U4W


メモリはBL2K16G32C16U4Wの16GB×2の32GBキットを2つ使用して合計64GBとしました。
正直32GB以上は必要無いのですが、マザーボードの4スロットを全部埋めるとかっこいい!!!というふざけた理由で4枚装着しました。

注意点としては製品画像ではいかにも光りそうに表示していますが光りません!

正確には光らせるためのソフトが配布されていません。
公式サイトではDDR4 Ballistix M.O.D.ユーティリティなるものが配布されていたことですが、配布が終了してしまったらしく、ライトバー用3Dプリントファイルとかいう謎のファイルのリンクのみが表示されます。
Wayback Machineで過去の配布ページを見てみたところ、リンクが生きていたため、ユーティリティをダウンロードしてインストールしてみましたが、メモリは全く認識されませんでした。サポート終了したソフトウェアには重大な脆弱性が含まれる可能性があるため、インストールは自己責任でお願いします。

マイナビニュースによればCrucial Ballistixブランドが廃盤となるようなのでその影響かもしれません。

ストレージ : Crucial SSD P2シリーズ 2TB M.2 NVMe CT2000P2SSD8JP


M.2 NVMe SSDの中でも最もコスパに優れた製品の一つのCT2000P2SSD8JPを選びました。
TBW(総書き込み容量)は600TBで、同価格帯で1000TBや1200TBのモデルも多いことを考えると少ない気がしますが、計算上は毎年20TB書き込んでも30年持つという理屈は信じがたいため、気にしても意味が無いように思えます。
グラフィックボード : GeForce RTX 2060 SUPER 8G-V

グラフィックボードは前のPCのものがまだまだ使えたので流用しました。(白色ではないですが妥協です…)
もし、今新規でまあまあのコスパのグラフィックボードを購入するなら以下の商品がおすすめです。
白系パーツにこだわるなら↓

売れ筋パーツにこだわるなら↓

NVIDIA製ミドルレンジGPUの性能目安としては2060 SUPER ≒ 2070 無印 ≒ 3060 無印< 3060 Ti ≒ 2080 SUPER といった具合で、どれでも最近のゲームをFullHDやWQHDの解像度でプレイするには十分な性能があります。
ここ数ヶ月でグラフィックボードの価格も落ち着いてきたため、自分ならコスパを考慮し3060 無印を選ぶかなぁと思います。
まとめ

白系!!と意気込んで挑戦しましたが、なかなかパーツ選定に苦労しました。
今回、グラボは新調していませんがそれでも総額16~17万円程度です。(メモリ積みすぎですね)
色に拘ったためパーツの選択肢はかなり狭まりましたが、CPUクーラーとマザーボード、PCケースの組み合わせは結構いい感じで、それぞれの雰囲気がマッチしたいい感じの自作PCになったと思います。
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